何かを伝えるとき。アナタは初めに何をしますか?
伝える準備をしますよね。
一般的な会話でレベルで「準備」といえば大げさかもしれません。でも、(これは言ってはいけない)とか短時間で考えてますよね。
・アナタが企画を上司の前でプレゼンする
・お客さんのまで商品の説明をする
・塾やセミナー講師として大勢の前で授業をする
・幼稚園の送り迎えの途中にママ友と話す
程度の差はあれ、みーんな事前に準備してすよね。
そんなとき「あれもこれも伝えたい病」に注意してください。
有益なことだと思って、あれもこれも話してませんか?
せっかく調べたんだから話したいと思うのは当然かもしれません。
チームで苦労して出しあったアイディア、上司にみんな伝えたい気持ちも分かります。
でもね。
全部話したところで、相手には伝わってません。
人間には一度に受け入れることができる量には限界があります。
聴いてくれる人も多いでしょうが、(けっきょく、何が重要だったの。。)となりかねません。
生みだすよりも、削るほうが何倍もツライ
何を伝えることが、相手に一番利益なのかを考える作業。
これって、アイディアを考えたり、調べ物をすることよりも大変です。
例えば60分間、人前で話すためには60分の準備では足りません。その倍以上の準備をして、ポイントを削って初めて話せるのです。
もしアナタが、対面で接客するとしましょう。
10分間持ち時間があるとしたら、アナタが話していいのは2分か3分。あとはじっとお客様の話をきいて、何を伝えたら心を動かせるのかを考えます。
自分の頭の中のファイルを閲覧して、最適な答えを導くのです。
そのときにファイルの中身がスカスカだったらどうでしょう。検索しても、話す内容は見つかりませんよね。
2分間、お客さんと話すのは簡単です。
ただ話すのではなくて、最適解を2分間で伝えることは難しいのです。
準備ができていないと、最適な答えからズレた話をえんえんとお客さんの前でしないといけなくなります。
自分がズレていると認識しているならまだ良いですが、気づいてない場合、痛々しいですよ。
こんなに話しているオレ、かっこいい カコ(*゚∀゚)ィィ!⇔この人の話は長いし、聞きたい答えじゃないし( ̄^ ̄)ーз
まとめ
伝える前にポイントはしぼる(削る)。ただし削る前提として、その何倍もの準備が必要ですよ。
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