ポメラの新型がでるとキングジムから発表がありました。愛用者なら大事件というか、えー新型だすのとテンションが上がるニュースでした。
ブームがさってから数年たってますのでポメラを知らない人も多いでしょう。簡単に言ってしまえば、「ネットにつながらないワードだけが使えるパソコン」。
有線接続でパソコンにもつながるので、ポメラで作成した文章の移動はスムーズに行なえます。機種によっては「FlashAir」で使用制限はあるもののネット接続も可能です。
DM100
東芝製Wi-Fi内蔵SDカード「FlashAir」の無線LAN機能を使用し、ポメラで作ったファイルを「Evernote」に投稿することが可能となりました。
キングジムがポメラ愛用者を見捨てなかったことが素直に嬉しい!
今回キングジムから発売されるポメラの型番は「DM200」ということで、DM100の後継機という位置づけ。なのでパタンパタンと折りたたむ形式ではありません。
DM100がでたときに、古くからの折りたたみ形式愛用者には残念という声も多かったです。「折りたたむからポメラなんだよ!!!」という愛用者は本当に多い。
スペックを確認してみるとこんな感じ。
【本体】 品番: DM200 クロ 本体色: ブラック キーボード: JIS配列キーボード、キーピッチ17mm 本体メモリ: 128MB 画面: 7.0インチTFT液晶、WSVGA(1024×600ドット)、バックライト搭載 インターフェイス: USB 2.0(microBタイプ) ※PCリンク、充電ポートとして使用 外形寸法: 約263(W)×120(D)×18(H)mm 質量: 約580g 対応記録メディア: SDカード(最大容量2GB)、SDHCカード(最大容量32GB)
【無線LAN】 IEEE802.11b/g/n(2.4GHz帯) 【Bluetooth】 Bluetooth 4.0 + EDR 【電源】 バッテリー: リチウムイオンバッテリー 使用時間: 約18時間 ※使用環境や設定などで変化します。 充電時間: 約5時間 ※使用環境や設定などで変化します。 ACアダプタ: 入力:AC100-240V(50Hz/60Hz) 出力: DC5V 1.5A(USBポート出力)
【Bluetoothキーボード対応OS】 iOS / Mac OS / Android / Windows 【PCリンク対応OS】 Windows 7 以降 / Mac OS Ⅹ 10.9 以降
注目ポイントは
★画面サイズが大きくなってること→画面: 7.0インチTFT液晶
★電池じゃなくなったこと→【電源】 バッテリー:リチウムイオンバッテリー
★質量が大幅に増えたこと→質量: 約580g
この3点をあげたいと思います。
DM200は画面は7インチと大きくなったけど、電池はやめて重くなった
画面が多くなったのは良いことですが、電池じゃなくなったのは残念。電源がなくなったらコンビニで電池を買えば解決というポメラの手軽さはなくなりました。画面が大きくなったせいでバッテリーじゃないときつくなったのかもしれません。駆動時間は18時間。
↑ちなみにこちらのDM100は画面サイズは5.7インチ。電池で長時間駆動30時間が魅力です。
あとはポメラの重量ですね。これは重いだろう。ノートパソコンと考えるなら1キロ切れば軽いようね~という世界なので、580gは神なんですけど、ポメラはパソコンじゃないですからね。ネットと距離をおいて、喫茶店で物書きしたい人が使う感じなので、散歩にポメラという手軽さが580gでだせるかどうかがカギでしょう。
もちろんポメラブームはビジネスマンからでしたので、常に1キロレベルのノートパソコンを持ち運ぶ人には、全然軽いし~となることでしょう。
ポメラは文章作成専用マシーンなのですが、昔から文字変換は弱いです。自分で辞書作成していく楽しみがあるのが魅力のひとつではあります。
新機種がでるたびに文字変換機能がアップしていることを言われてきましたが、なかなか不満は多いのも事実。おそらくGoogleの日本語入力が頭良すぎるからかもしれません。
なのでネットで話題になるとポメラも文字変換機能は低すぎると個人的には感じていません。よく使う言葉(専門性の高いもの、業界用語など)は登録しておけば、すぐに気にならなくなります。
ポメラDM200の価格は5万円!買うかどうかに迷う微妙な値段だよ
スマホやタブレット用の折りたたみキーボードがあれば、それほど苦もない時代に、新型ポメラDM200がどこまでニーズを感じれるかがポイントです。
DM200は約5万円の商品なので、気軽にポチる金額ではありません。ポメラ愛用者、ガジェット好きにはたまらない商品なので、悩む人が多いのではないかと思います。